雑草イネの対策をしましょう!
登録:2024年8月1日
近年、村内の水田に雑草イネ(赤米)の発生が多数確認されています。
雑草イネは脱粒性が強く、モミがこぼれてしまうため雑草化してしまうイネのことです。雑草化した状態で放置すると年々その数を増やし、数年後には植えたイネを優に超える個体が発生する可能性があります。
雑草イネの見分け方
・コシヒカリよりも草丈がやや長い
・籾の先がわずかに赤色をしている
・水田の畦間、株間に発生していることが多い
※草丈がやや長い(画像左側)
※籾の先が赤い(画像右側)
対策方法
・田植え時期を遅らせる
・代かきを10日間程度の間隔をあけて2回以上行う
・雑草イネに効果が確認されている除草剤を田植え直後から3回使用する
・秋起こしは行わない
・抜き取りを行う
~抜き取りのポイント~
・複数水田を所有ている場合は、雑草イネの発生が少ないほ場から抜き取りを行う
・草丈が長いものは雑草イネの可能性(大)
・籾の先がわずかに赤いもの、またはノゲが長い・赤いものは雑草イネの可能性(大)
・あまりに多い場合は頑張りすぎない、無理しない(抜取り以外の方法で対応しましょう)
・根絶には以上の対策を3年間は続ける必要があります!