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野沢温泉村長 富井 俊雄

野沢温泉村長 富井 俊雄

村長

村民の皆様、明けましておめでとうございます。

昨年は、新型コロナウイルス感染症の影響で観光産業が大打撃を受けましたが、村民一丸となって何とか乗り切り、希望の持てる正月を迎えていることと思います。豪雪で迎えた正月、暖冬が続き雪との戦いに慣れていない体には厳しい状況かと思います。村民の皆様には、無理をせず健康に十分ご配慮いただきますようお願いします。

今シーズンは、降雪も早く、豪雪はスキー場にとっては、ありがたい雪です。スノーマシンも順調に稼働しており、11月30日にはスキー場がオープンし、久しぶりに順調なスキーシーズンの滑り出しとなりました。ただ、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」による、第6波の可能性もあり、インバウンドによる外国からのお客様は期待できませんが、日本国内のお客様の予約状況は順調に推移していると感じています。昨シーズン運行を開始した新長坂ゴンドラリフト、そして、今シーズンオープンした長坂センターハウス、共に野沢温泉スキー場の拠点となる施設がそろいましたので、大いに期待できるのではないかと思っています。

新型コロナウイルスは世界の環境意識を変え、社会活動に影響を与え、人々の価値観と行動意識を大きく変えた、歴史に残る出来事であると思います。

昨年の暮れ、ある新聞社から新年にあたっての言葉を書いてほしいとの要望がありましたので、今年は「前途洋洋」と書きました。この言葉に託した思いは、試練に耐え挑戦する決意と努力があれば、必ずその先に光が見えてくると信じられる年であってほしいとの願いも込めて決めました。

スキー産業を中心とした観光立村の我が村にとっては、今が一番大事な時であります。観光関係者、スキー業界の皆様、ふるさと納税でご支援いただいた大勢の皆様、そして、野沢温泉スキー場を大好きだといってくださっているリピーターの皆様、すべての皆様にあらためて御礼を申し上げます。

野沢温泉スキー場は、世界に通じるスノーリゾートを目指して、その歩みを進めてまいります。訪れるお客様にとっても、この村が魅力ある街であるとともに、第二のふるさとと思ってもらえるような街づくりを進めるためには、ここに住む私たち野沢人が故郷に誇りをもって暮らすことが大切なことです。5月のゴールデンウイーク終了まで、村民一丸となって頑張りましょう。

本年も村政に対する御理解と御協力をお願い申し上げますとともに、皆様にとりましても実り多い年でありますよう心より御祈念申し上げまして、新年のごあいさつとさせていただきます。

(広報1月号抜粋)

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