予防接種
更新:2024年10月24日
予防接種を受けましょう
予防接種とは
予防接種とは、ワクチン(病原体や毒素の力を弱めて作った薬液)を接種することで、免疫力をつけ、病気に対する抵抗力をつけて発病を予防したり、症状を軽くしたりする方法のことです。
赤ちゃんは、お母さんからいろいろな病気に対する免疫力をもらいますが、その免疫力は、生後8ヶ月から12ヶ月ごろまでに失われていきます。そのため、赤ちゃん自身が免疫力をつけなければなりません。この、免疫力をつけるのに役立つのが予防接種です。
また、予防接種によって免疫をつけた人が多いほど、感染症の流行を抑えることができるので、社会全体の感染症予防にも役立ちます。
自分自身や大切な家族の健康を守るため、また、他の人にうつさないためにも、予防接種をよく理解して受けましょう。予防接種は感染症予防のためにおこなうものです。
定期接種と任意接種
予防接種には、法律に基づいて市町村が実施する定期接種と、接種者の希望により受ける任意接種があります。なお定期接種については、それぞれ対象となる病気、ワクチンの種類、受ける年齢、期間などが定められていますので注意しましょう。
定期の予防接種
- BCG
- 五種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ・Hib(インフルエンザ菌B型))
- 四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ)
- 二種混合(ジフテリア・破傷風)
- 日本脳炎
- 麻しん・風しん
- Hib(インフルエンザ菌B型)
- 小児用肺炎球菌
- 子宮頸がん(HPV)
- 水痘
- B型肝炎
- ロタウイルス
任意の予防接種
- インフルエンザ
- おたふくかぜ
- A型肝炎